マンションの庭には「パティオ」「サンクンガーデン」「ライトコート」など場所や形状によっていくつかの呼び名と種類があります。代表例として以下に3つご紹介します。
 
(1)パティオ
中庭。スペインの住宅で見られる中庭が名前の由来となっています。
敷地の周りに堀をかねる外壁をめぐらして、中央の庭を囲んだ形の住宅を「コートハウス」と呼びます。スペインだけでなく、日本の宿場町や京都の坪庭を取り込んだ住宅なども、コートハウスの一種と言えます。 

(2)サンクンガーデン
周囲の道路や地盤面から一段低い面に作られた庭。
外部のスペースに変化を持たせたり、地下室に光を取り入れたりする時に設けられます。外部から遮蔽されるので、安全な子どもの遊び場にもなります。 

(3)ライトコート
光の庭の意。採光や通風を確保するために、庭を取り囲むように建物を配置する設計手法のことを指しています。マンションでライトコートというと、建物の中に吹き抜けを設けることであり、通常の間取りでは作れなかった浴室や洗面室に窓を付けたり、廊下に光と風を通したりできるようになります。ただし、高層建築の場合には下の階には光が入りにくかったり、ライトコートが狭すぎると各住戸から出る排気や音が筒抜けになることがあります。