参加した都内マンションの臨時総会において、ひとつの議案、可決ならず。

それは、アルコーブ(玄関前の居住者専用スペース)に、自転車を置くことを原則的に認めないという議案です。

大規模修繕工事終了後において、エレベーター内や廊下に傷がついたり、見た目の悪さの問題より資産価値が下がること等を懸念。自転車置き場を新たに増やしたこともあり、この機会に細則を作ろうとしたのですが、合意に至りませんでした。

 
 

反対意見としては

『通路は確保できてるのだから避難路の問題はない』

『そもそも規約に禁じる文言はない』

『事前アンケートで真意を理解していない人がいる』…等。

結局、もう一度住民アンケートをとった上で、理事会で話し合うことになりました。

 
 

ちなみにこの総会の参加者(委任状と議決権行使書は除く)10人強だったのですが、その人数ですら合意形成を得ることが難しいのですから、超高層マンションの合意形成はさらなる困難が予想されます。 

そもそも、高層階と低層階では所得が違うし、購入目的も『投資』か『終の栖』では考え方が全く違うし、外国人が組合員ということも往々にしてあるだろうし… 

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価値観や置かれた環境が全く違う住人が、ひとつのルールを作るというのは容易ではありません。

(無関心な住人だらけで管理会社の言いなりなら、合意形成は簡単だと思いますが、管理会社の思うつぼとなります) 

管理組合が一枚岩かバラバラかでは、住み心地、住民間のコミュニティー、計画的な修繕に大きく差が出てしまうため、後の資産価値にダイレクトに影響してしまいます。

一生に一度の買い物を、便利やカッコいいという理由だけで購入するのは危ないです。

 
 

昔、「いい店をみつけた。旨いオーラが半端ない!」と、強力な主張を通す先輩を信じて、サーフィン後の腹ペコ4人組で向かいました。

店内に猫がわんさか居る時点で嫌な予感・・・
全員同じ「フライ定食」を頼んだんですが、1時間待った挙句、まさかのオーダーミス(一番高い定食と・・)
止めに、うすしお味の野球グローブみたいなシロモノが出てきて、前歯が折れそうになりました。

その後、その先輩が行きたい店の主張をすることは一切なくなったのですが、このような大人で形成された管理組合なら合意形成はスムーズでしょう。

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 【マンション管理組合の学校 事務局 マンション管理士おさらぎ】