____少し前の話ですが、信じられない光景を目の当たりにしました。


ドラえもんメニューで、がっちりと小学生のハートをつかむ某ファミリーレストラン。自宅から近いこともあり、我が家の利用頻度は高いです。
その日もいつものように着座と同時にメニューを素早くめくり、今宵胃袋に収まる食材を、本来仕事で発揮すべく集中力で選んでいました。ほどなく、わりと年配の男性ウェイターが水を運んできます。


ウェイター、私がメニュー選びで悩んでいる姿を見るなり、
「こちらのハンバーグ、ナイフをいれると中から肉汁があふれでます。とても美味しいのでおすすめです。」


限定メニューであろう、肉汁なんちゃらハンバーグ。
正々堂々と、威風堂々と、もはや「自信ターミネーター」とあだ名がつくのではないかと思うほどの態様で、一品をフォーカスしてオススメしてくるではないですか。



OEKAKI95



私は尋ねました
「肉汁が…あふれだすんですか?」

店長(もはや店長としか思えない)
「あふれだします」

私は答えました
「その、あふれだすやつをください」


その時、私の脳内はこんな感じです…
ハンバーグに立てたナイフ、その瞬間
「ドバババ」
大河の源流地点である岩清水のごとくあふれだす、究極の旨味成分、肉汁。
実際には、唾液とアドレナリンもあふれだしていることは言うまでもありません。




____いよいよその肉汁なんちゃらハンバーグにナイフを入れる瞬間が訪れました。


「ドバババ・・・




OEKAKI96
ドバババババババッッ!!ドババババババババババッッ!ドバババババ!ドバババババ!ドバババババ!ドババババババ!ドババババ!!ドバババッババババ!ソバババババァーんドバイ


までは、ならなかったですけど、肉汁たっぷりでとても美味。
思わず、私は店内に響き渡る声で絶叫しました。



「ちょれい!!!!」(by卓球張本君)



と、心の中で。


___次の瞬間
なんとなく周囲を見渡した、その時です。
とんでもないものを目にしたのは。
曇り空から時々覗く薄日さす店内、その純白の光の中に広がる光景を、私は生涯忘れることがないでしょう。



なんとほとんどの客が、そのドババババーグを食べているのです。



初めてみました…
ファミレスの魅力、それは、沢山のメニューから選べること。その選択肢の多さが、常に私たちを魅了し、時にソフィーレベルの選択の難しさに悩まされるのです。そのファミレスで、ほぼ全員が同じメニューを頼むなんて事態があっていいのでしょうか。


私はこの時、営業の神髄をこのウェイター、もとい店長、もといターミネーターに教えてもらったのです。
マーケティングにおいて「想像させる」ことがいかに重要かということを。


マンション管理会社なら考えるはずです。「委託契約は、ぜひわが社へ」と。
そのために最も大切なこと。それは、「どのような素晴らしいマンションライフがおくれるのかを想像させる」ことではないでしょうか。

Imagine all the people sharing all the world


【マンション管理組合の学校 事務局 マンション管理士おさらぎ】