幼少期、「家族がバラバラになる」との理由から、我が家にはテレビが1台しかありませんでした。それは厳格だった父の方針で、テレビが貰える状況下においても「断る」という徹底ぶりでした。

 

 

小学生だった当時の私の楽しみはとても些細なものでして、一般的な少年たち同様、アニメを見ることでした。当時大好きだったアニメは同世代の方と全く同じです。

 

 

学園の微笑ましい日常を描いた名作。

まいっちんぐマチ子先生

スカートめくりの達人、ケン太に憧れ、どこへ転校すれば「いや〜ん、まいっちんぐ」とセクシーポーズを決めてくれる女教師がいるのか悩みました。

 

 

また、わたくしの『物事に対する集中力のすごさ』の原点といって過言ではないと思うのですが、

キューティーハニー

お色気の変身でおなじみの「ハニーフラッシュ」の一瞬に、全神経を注いでおりました。

 

 

ところが、熱烈な巨人ファンだった父がゴールデンタイムで占領するのはプロ野球中継。当時のテレビ放送における巨人びいきは今の比ではなく、それこそシーズン中は毎日、毎日、毎日、毎日、巨人戦。

 

 

厳格な父に「アニメを見せてください」と頼めない私は、巨人の選手が打てば「やったぁ!」と喜び、勝てば父とハイタッチをしましたが、心のなかでは「巨人負けろ、球場など燃えてしまえ」と唱え続ける純粋な少年でした。

(ジャイアンツファンの方、申し訳ありません)

 

OEKAKI98


 

そんな父ですので、購読するはもちろん読売新聞。教育熱心な父は新聞を読むことを私に命じましたが、アニメというより、言うなればエロ漫画にしか興味がない無垢な小学生だった私は、大人のズルさと傲慢さにあがらえない自分を呪い、巨人の記事をひっそりと握りつぶすことしか楽しみはありませんでした。

(ジャイアンツは素晴らしいチームです)

 

 

そのような幼少期の傷ついた私の心を、「ふっ」とした小さな笑いで温かくしてくれたのは、読売新聞の社会面にある4コマ漫画「コボちゃん」でした。紙面4コマ漫画の走りである「コボちゃん」は、短い連載期間ではあったものの、その後の「サンワリ君」の長期連載の火付け役となるなど、まさに伝説の存在であり、そのまま大人になったら危険だったであろう、ひとりの少年を救ったのでした。

 

 

お陰さまで、この「マンション管理組合の学校」もコラムニストが増え、ありがたいことに読者も増えて参りました。このサイトの目的のひとつは、マンション管理に係る情報の共有ですから、そのような記事の充実を図ることが私の責務です。

 

 

しかしながら、あえて私は、こだわりたいのです。
まぬけな体験を伝えることで、他の真面目で有用な記事の狭間で「ふっ」と鼻で笑ってもらいたいのです。これこそ、少年のピュアな世界を踏みつぶした進撃の巨人、その絶望の淵から救ってくれたコボちゃんへの恩返しなのです。

(ジャイアンツは決して悪くありません、坂本選手とか好きですし)

 

OEKAKI02
 


最後に、私も役人になればよかったと後悔するほど忖度(そんたく=他人の気持ちをおしはかること)ができる男です。今年中には「おさらぎ そんたく ちょれい」と改名しようかと考えております。


ですので、私のブログを読んでくださる貴方の気持ちは忖度できております。

 

OEKAKI00

 


「何を今さら」
と。


【マンション管理組合の学校 事務局 マンション管理士おさらぎ】