平成長屋交響曲_マンション管理組合の学校

第1楽章 管理組合役員1年目 どうして管理会社は相見積もりを取らないの?

あ〜いつまでも変わらない「管理会社」のメロディよ〜
 

理事会で、インターフォンの全戸一斉取り換えについての審議が始まりました。
きっかけは、前期の理事会がインターフォン導入に踏み込み、総会を難なく突破。
パンパカパーン\(^^)/
 
確かにインターフォンは、24時間エントランス前を通る方々をもキャッチできますし、不審人物をも見極められるので、便利かつ防犯に効果があるからね。

この提案は管理会社。工事費でいくら儲けられますか?全戸、約210台の工事ですよ。大雑把な計算でも凄い金額になりますね。

管理会社からの推薦の企業は2年の保証期間もあり「全戸導入の手続きは、私どもにお任せください❗」

何かあったら、なんとかしてくれる、大手の管理会社の安心感。デパートでの買い物の心地よさを思わせる管理会社の提案に理事の皆さまは納得されていくのです。


 

ちょっと待ったぁ❗




なんで、比較見積もりをとらないのですか?


 
とる必要がない?
 
お任せしましょう🎵
工事を急ぎましょう🎵
 
バンバンバンバーン


何ゆえ、工事を急がないといけないのでしょうね。



「管理会社さん、もっと安く工事を引き受けてくれる会社はないのですか?」
「一社だけの見積もりで決めるの?」
「それに、もう少し見積もりを低くくしては下さらない?」


 
と、食い下がる私はまるで、大阪のオバハンだ❗
 

なんでもええけど、まけてくれへんの?高すぎ❗
ならば、○○では?
あかん❗
では、□□では?
もう少し👊



管理会社が「この金額がギリギリです。」


 
あかんわ、別の相見積もりをとってくるわ〜。
 


すると、他の理事さまから、
ここらでいいんじゃないのでしょうか?
 


ガーン🔫
なぜ❓?
 


管理会社は、相見積もりを提案しません。いつも管理会社直属の工事業者の一社の見積もりしか持ってこないのですよ。

だって、管理会社は毎月の管理委託費のほかに、修繕工事また儲けたいからです。
 


当たり前なことなんですが、そもそも管理会社は、管理組合をお得意様として見ているわけですよね。

でも、管理組合としては、少しでも管理費を節約し、修繕工事費を削減し、修繕積立金を貯めていきたいので、同じことをするなら、工事費が安くできるところにお願いするべきじゃないですか。
大規模修繕工事のような工事だけでなく、たかだかインターフォン工事であってもですよ〜。
 


他の理事役員には私の声は響かず、管理会社の指揮する調子の主旋律に私はまるで目立つことのできない、ただの雑音のような音を出すしかできないピッコロみたいなんです(笑)


 
でも、さればぎりぎりまで値切ろう❗



しかし、あれから2年たった今も、相変わらずの相見積もりを持ってこない管理会社です。最近、それにも慣らされてしまいました。


(つづく)
平成長屋物語(エクレール武蔵野ヒルズ)


沖山 しのぶ
(エクレール武蔵野ヒルズ管理組合 理事長)

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