新人マンション管理士_ブログ

―マンションの音源調査は管理組合の範囲?―
新人マンション管理士のメル夫です。只今メルすみごこち事務所で研修中です。
今回は自分が所属している、マンション管理士会の地域部会の主催する相談会での相談事例について、印象に残った案件のリポートです。


【騒音の音源が特定できず困っている】
マンション居住者の騒音に関する近隣トラブルの相談です。現状は音源が特定できていないとのことでお困りでした。
マンションにおける騒音の音源は一般的には、上の階46%,横又は隣21%、下の階13%,外部20%といわれています。具体的には、上階では、子供の騒音、ミシンやエアコンの室外機の音が多いです。外部の場合には、カラオケ、鉄道、工事等色々なケースがあります。
しかし、音源が特定できないでお困りの場合もあります。その場合には、原則として有料で調査会社に調査を依頼し、原因を調査してもらうことになります。


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【調査会社の選定】
調査会社を選定するにあたり、音源の特定と対策までの調査対応のプロセスを以下のように説明しておりました。
➀音源が特定されていない場合の原因究明は、管理組合の責任で実施すべき
⇒事会として音源特定の業者に依頼する
6伴圓ら調査仕様書、見積書を理事会に提出・説明させ実施の可否を判断する
➃調査会社が「音源特定の対策案までをレポートする」ことを確認する


【メル夫の気づき】
ここで気づいたのは、マンションにお住いのかたで騒音に悩んでおられる方がとても多いということです。木造や鉄骨造の場合の騒音問題はよく聞きますが、鉄筋コンクリート造りの場合は少ないと思っていました。
冬場のエアコンの室外機の音は、インバータ方式の機械の場合、急激に立ち上げようとするとものすごい音がするので、帰宅後の「急暖」は要注意。できれば設定を変えましょう。
後は、「真夜中のどんどん歩き」も階下の方にご迷惑をおかけします。そのことに「気づいていない方」や「そもそも鈍感な方」が多いのでご注意。特に幼児の歩き始め音は意外に響くので、不要なトラブルの元にならないよう、可能な限り注意が必要です。

このような音に敏感な方が下階にお住まいの場合、オーナーや管理組合にクレームを上げるケースが散見されます。音ぐらい、と軽く考えないほうがいいかもしれません。
気にされる方にとっては、生死にかかわるくらいの大問題なのですから__。
賃貸の場合は解約してすぐ出ていきますよ。

このようなトラブルが発生した場合、音に対する配慮を欠かさないように注意喚起するのが、最初の一手と考えます。


(新人マンション管理士 メル夫)

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